気がつけば、もう臨月

6月上旬は最後の幼稚園巡り、7月上旬に引越し&トスカーナへ9日間のヴァカンス、8月はエアコン無しの新居でへばりながらママ友宅を行き来、9月はH君ママとSコさん一家の訪れ、ミコの入園準備などしていたら、あっという間に時が経ち、気がつけば来月もう出産!書き残しておきたいことは沢山あるけれど、まずは生まれる子とミコのために妊娠備忘録を。


5-20週
悪阻。飲めず、食べられず、無理して食べてもすぐ吐く。悪阻開始3週間で6kg体重が減り、その後、悪阻開けまで-6kgを維持。クラッカー、トマト、冷たいうどんでしのぐ。悪阻期後半は、冷たい鮭おにぎり、納豆(母に大量に持ってきてもらう)ご飯、ゆでたジャガイモを冷ましたものを好んで食べる。ほぼ一日中ソファに寝ている生活。栄養が足りていないせいか、常に寒い。


13週
ダウン症検査(血液と超音波)。超音波で、頭、体、手足がしっかり形成され、指しゃぶりをしている我が子を見て、検査が自分にとってあまり意味がないことを悟る。もう、ここに、確かに、自分のお腹の中に生命がいるのだ。それも自分が作り出した。今の時点でダウン症だと分かっても、堕胎することはきっと私にはできない。ただ、ダウン症の可能性が高いという結果がでたら、生む前からある程度覚悟はできるかもしれないが。とはいったものの、一週間後、ダウン症の確率が「1/2040」という結果がでて心底ほっとした。出産年齢35歳以上に勧められている羊水検査はしないことにした。ダウン症の子が生まれるリスク(その他、流早産、健康な子が生まれない確率)は35歳を境目に急激に高くなる。こういう現実を突きつけられると、もっと早くに妊娠→出産をしなかったことをつくづく後悔する。ちょっと人生のんびりしすぎた。


22-24週
急速に体重回復。2週間で4kg回復。気持ち悪さも全く無くなり、まだお腹も大きくなく身軽!ここぞとばかりに食べる。


24-35週
強い食欲はあるのだが、大量には食べられなくなる。量食べると、お腹が張る。欲求があるので、食べ過ぎて後でお腹が張って後悔すること多し。坐骨神経に激痛=腰痛。フィジオセラピー(マッサージ)を受ける。こむら返りで夜中2、3回目が覚める。マグネシウムを処方されて、多少改善された気がする。極度の貧血(ヘモグロビン値10.3)と低血圧(40/80)。鉄とプロテインを処方される。大量に鉄を摂取するためか(そうでなくても)常に便秘。これらすべて、ミコを妊娠していたときと全く同じ症状。お腹が大きくなるにつれ、ますます頻尿になり、夜も2-3回、尿意で起きる。夜、何度も起きるのは、体が産後の準備をしているのだという説もあるが。。

お腹の中の子はぴくぴく、ぐにゅぐにゅとよく動く。ミコのときよりもずっと。


36週
一日約10回程強い陣痛を感じるようになった。


こう書いていると、妊娠期は痛いことだらけ。私にとって妊娠中楽しいことは、胎動を感じた時(特に初めて)と超音波で胎児の姿を確認するときだけ(ああ、元気に育っている=生きてるんだ!とほっとする)。出産も産後も痛いことはつづく。ではなぜそこまでして生むのか?!それは、おかしいくらいかわいいから。人生で一番自分を幸せにしてくれた存在で、唯一自分よりも大切な人だから。