ここ半年を振り返る

しばらくブログを更新しないと、まずH君から、「君、最近ブログ更新してないね。」と何度か言われ、ああそうだったかしらと思う。さらに放置しておくと、遠方の友人から「大丈夫?」とのメイルが届く。それでも放置しておくと、友人私ともに完全にブログの存在すら忘れる。ということで(?)半年間ブログから離れていた。ところが最近「大丈夫?」メイルが立て続けに届いたので、重い腰を上げてみる。気分は、ティラミス(Tirami su!=「私を引っ張り上げて!」)といったところ。ん?


近況報告&備忘録としてここ半年を振り返ってみる。

2009年12月
<日本へ帰省>

ミコ、二歳のお誕生日を東京で迎える。お誕生日当日はミコの大好きなアンパンマンのパンを焼き、後日両家のじいじ&ばあばとお祝い。H君と私からのプレゼントは持ち運びのできる木製キッチンセット&プロの写真家による撮影(これはローマで)。帰省中は、親戚周り以外はずっと実家暮らし。都心に出たのも一度のみ。SS時代のYコさんとH君のAFSのお友達Kンちゃん&ハビー君と巣鴨の活魚料理「清」で会ったのみ。





2010年1月
<Bangor, Walesへ一週間旅行>

H君のお仕事にくっついて、Walesで最もWelshが使われている素朴な田舎町Bangorへ一週間遊びに行く。寒い!毎日強い横風びゅーびゅー、雨もしくは雪の日々。ミコと私は、一日Bangorの町に繰り出した以外は、滞在先ホリデイアパート周辺で過ごす。お散歩しながら、干し草を食べる馬を眺めたり、群れをなす羊を遠目に見たり、本屋で絵本を大人買いしたり。あるいは、スーパーでイングリッシュマフィンやビーンズの缶を見てイギリスを懐かしく感じてみたり、アパートの機能的な電化製品(脱水のよく効く洗濯機!火の通りが均一なオーブン!)を楽しんだり(←イタリアの備え付けの電化製品は20-30年古い)と。H君は私たちが退屈するのではないかとちょっと心配していたようだが、心配無用だった。人は素朴で暖かく、アパートの周りは緑に囲まれて空気が美味しく、町(村?)中はゴミ一つ落ちていなくて静か。民度と生活の質の高さを自然を堪能させてもらった。


Bangorの町で気付いたこと。
その1)
年配の人同士は大体Welshで話し、若者同士は英語で話している。標識はすべて両言語で書かれている。WalesWelshを話す人口は20%ということからすると、BangorのWelsh使用度はずいぶん高く感じる。ちなみに、私にはチンプンカンプンの言葉。Walesの学校教育は基本的に英語だが、義務教育としてWelshが授業に組込まれているという。

一緒にご飯を食べたWelshの学生さんに、「自分で自分がWelshだと感じることは何?」と聞いてみた。彼女はしばらく考えた末、「特に無い気がする。途中イングランドに引越したことも影響しているかもしれないけれど。。」という返事が帰ってきた。私の疑問に答えてくれるような返事だった。というのは、Bangorで「Welsh」らしいものを体験しようと、Welsh博物館へ行ったり、Welsh breadを食べてみたりはしたものの、「これがWelshだ!」と強く感じるものには出会えなかったのだ。Welshの伝統衣装といわれるものも、私の目にはEnglishのものと大差ないように見えたし、パンもWelshとわざわざ言う程特徴あるものでは無かった。Welsh語という言葉以外にEnglishと明らかに違う点が全く探せなかったのだ。これは、長い年月を経てWelshがEnglishに同化したからなのだろうか。それとも、もともと近い文化の民族なのだろうか。

その2)
チャリティーのお店が多い。Bangorのメイン通りだけでもRedcross, Oxfam, Cancer, for old and poorなど8店舗のリサイクルショップがあった。英国は先進国の中でも、チャリティ関連事業が随分進んでいると思った。ここでも絵本を大人買い。この旅行中、合計20冊は買っただろうか。H君に、「これ全部持って帰れるの?」と驚かれが、絵本大好きなミコには何冊あっても足りないのだ。


<Sラのお誕生日会>

ミコの一番の仲良しSラちゃんの二歳のお誕生日会。


2月
<H君のお誕生日旅行、一泊二日でOrvieto & Civita di Bagnoregioへ>


<幼稚園巡り>
7カ所見学するが、「ここがいい!」というところには出会えず。。どうしよう。やはり近場にしぼるのをやめて、遠くでも、少人数制で、安全管理がちゃんとしていて、子供を尊重してくれる環境(教育方針)/先生が整ったところを探そう。引越しの必要が出てくるかもしれないけれど。


3月
<Iルちゃんのお誕生日会>
プレイグループのお友達、運動神経抜群のIルちゃんのお誕生日会。


4月
<母上来伊>
3週間半滞在予定。

<ミコ、救急病院へ>
朝起きてから何も食べず、3時間泣き通し。時折熱がでたと思うと下がったり。口の中に口内炎が何カ所かできている。胸を抑えて「痛い!」と言う。掛かり付けの小児科医は携帯に出ない。タクシーを呼んで、母と三人で救急病院へ。生まれて二度目の救急病院。受付するのに10分待たされ、その後2時間待たされた後下された診断は「歯肉口内炎」。ヘルペスウイルスによるものらしい。その後、3日間、散々いろいろ試した結果、食べられたものはジェラート、柔らかいパンケーキ、牛乳のみ。それもしみるときもあって、何も食べずにいることも。もちろん(ミコに)歯なんて磨かせてもらえなかった。夜は痛みで3-5回起き、火がついたように泣き続けた。薬は(ミコが嫌がって)付けさせてくれない。ミコのビデオ(自分が映っているもの)や写真のスライドショーを見せて機嫌を取った。発症後、一週間(昨日あたりから)で治まってきた。でもまだ歯は磨かせてくれない。虫歯が心配。。