自分とマミーナは同一人物?

なぜだろう?こうだからかな?と思っていたことが確認できた。

ミコはずっと自分と母親(私)を同じ人物だと思っていた(最近、徐々に違いを認識してきた模様)。H君を指差して、この人誰?と聞くと「パッパ!」と元気よく答える。私を指差してこの人は?と聞くと、満面の笑顔で「マミー!」。最後に鏡に映っているミコを指差してこの人誰かな?と聞くと、にっこりして「マミー!」なのだ。

言葉の早い彼女だが、「マミー」という言葉を発したのはついここ一ヶ月(一歳五ヶ月〜六ヶ月)のこと。すでに100語以上しゃべる彼女からどうして、なかなか「マミー」がでてこないのだろう?「パッパ」は半年以上も前から言えるのに、四六時中一緒にいる「マミー」は出てこない。マミーちゃん悲しい、、なんてちょっと思っていた。

ママ友&ナニーさんと話していてその理由を確信した。ナニーさんがお世話している、あるいは保育所に預けられている乳幼児は、しゃべりだした初期の段階で、「ママ」、「マンマ」、「マミー」など母親を意味する言葉を発している。それに対して、乳幼児の世話をほぼ自分一人でしている母親の子供は、二歳近くになっても母親(を意味する言葉で)を発しない子がほとんどだったのだ。

つまり、専業ママは四六時中一緒にいるからわざわざ呼ぶ必要がないのだ。また、自分の手となり足となりせっせとお世話をする人が常に同じ人(母親)で常時一緒にいるため、自分と母親が一体であるかのように錯覚しているのだ。面白い。