ホームパーティ


H君のオフィスメイトのRベン君のお家のパーティーに招かれて家族で出席してきた。Rベン君のお家はローマ中心街から車で15分ほど南に下ったところにあるファーム。ひいおじいさんの代から親戚一同がそこで暮らし、Rベン君自身も近々その土地にお手洗い四つ完備!(注:彼は独り身)の自分の家を立てる予定だとか。ローマでも10分(注:ただし、交通渋滞の無い週末)も車を走らせれば、畑が広がり、鶏が戯れ、馬を放せるような広大な自然があることに驚く。パーティーも土地のサイズに比例して40-50人規模。私たちは、ほうれん草のサラダとわかめ&キュウリのサラダを持参。

ちょっと早めに到着すると(イタリア人の夕食は通常20時以降なので、人が来るのも遅い)、Rベン君は畑のようなお庭で大量のお肉とソーセージを焼いている。だだっ広いキッチンではRベン君のママが業務用アルミ製巨大鍋でパスタ用のお湯を湧かしている。ひとしきりお家見学をさせてもらった後、H君は、ミコに持ってきたご飯(調理して冷凍しておいたお粥50g、ジャガイモ25g、ニンジン10g、ほうれん草10g、サバ20g)を電子レンジでであたためてミコに食べさせることに。私はRベン家で取れた大量のゆで卵の皮むきのお手伝い。その後は、H君+スリングに入ったミコとピンポン対決。普通にサーブをしたら、「僕はミコというハンディがあるんだから、返しやすい球にしてよね!」と注意を受ける。あ、ごめんごめん。

パーティー参加者はイタリア人7割、それ以外が3割。面白いことに、イタリア人ゲストは、パスタやラザニア、付け合わせのオリーブオイルで炒めた野菜(ズッキーニ、トマト、茄子など)など、毎日お家で食べるような一品を持ってくる。パーティーでも、冷めても、アルデンテじゃなくても、パスタが食べたいのね、あなたたちは。

ミコより1ヶ月お姉さんのVラちゃん&ママとお話する。10ヶ月のVラちゃんは体が大きいため、ハイハイがまだとのこと。Vラちゃんはミコにお水を奪われて、さらに飲まれて、「うーうー」うなり声をあげて怒っていた。ミコ、なかなかやる。段々内弁慶じゃなくなってきたのかな?いつもなら、知らない子が近づいて来ただけで「うわーん」なのに。その後、Vラちゃん、ミコからお水のボトルを取り返す。うんうん、そうやって取りあいこしながら人と関わることを学んでいきなさい。