最近の娯楽

最近の娯楽といえば、大きい画面でのDVD鑑賞。数ヶ月前にプロジェクターを購入してから大画面でDVDを見るようになったのだ。

ミコが夜の眠り第一段階に入ってから(20時頃)、シャワー、イタリア語の勉強、食事の後片付け、床掃除、歯磨きを急いで済ませる。その後、H君がリビングの高い壁にDVDを映して二人で観る、という日々が続いている。

一番最初に見たのは、韓国恋愛ドラマ「プラハの恋人」。1ヶ月近くかけて18話(それぞれ1時間強)を制覇する。毎回が偶然だらけで、実生活ではありえない設定であるにも関わらず、ドキドキしながら鑑賞。韓国ドラマはこれ以外に「冬のソナタ」を数話見たことがあるだけだが、両ドラマとも、涙を流して泣くシーンが本当によくでてくる。またそれが長い。韓国ドラマの特徴なのだろうか。Hデエ君(韓国人)に「プラハの恋人」面白かった!という話をしたら、韓国でも大ヒットで、終盤にさしかかって「もっと続けて」コールがあったのだとか。

そして昨日からは、イギリス、アメリカ、イタリアの三国合作歴史ドラマ"ROME"。紀元前50年前後、カエサルポンペイウスを倒してローマを制する辺りから物語は始まる。見始めたころは、全体的に暗く薄汚れたローマの町、血ちぶきをあげての殺し合い、虫けらのようにレイプされる女の子など、残虐なシーンが多くて不快感ばかり覚えた。が、次第に、大きな歴史の流れを追いつつも、その中に個人の悩みや幸せが上手に描かれていて、面白くなってきた。人と人との繋がりや駆け引きで歴史の流れを作っているのも説得力がある。

ちなみに「プラハの恋人」は韓国語で日本語の字幕、「ローマ」は英語で英語の字幕で見ている。