保育園訪問後、決断

ミコを保育園に入れないことにした。なぜならそこは「託児所」だったから。私が期待していたような、園児間での交流を促進したり(先生が時折介入して)、知的好奇心を広げてくれるような施設(玩具や広い庭)があるところではなかった。基本的に、子供を預かるというのがその目的で、泣かない限り基本的に野放し。鼻が垂れていても、オムツが濡れていても、子供が先生のところまで言って主張しないかぎり何もしてもらえていなさそうだ。そこで体験保育をしたママ友の話では、アクティビティも先生が二人でお喋りしながら工作していて、子供の方を向いていないのだとか。なんだか、そこにいた子供達が可哀想だった。親は現状を知っているのだろうか。。それとも、これが標準なのだろうか??

唯一見に行った幼稚園は、先生の数は少ないながらも(子供16人に対して2人)、施設、知育方針ともにまあまあok。完全に自発的にトイレに行けるようになったら、試しに行かせてみてもよいかなと思った。だが、ここは二歳半から。あと半年くらい経って、またミコを連れて行ってみようかなとは思った。モンテッソーリ保育園もとても興味があったが、どこも家から遠いので諦めた。

しばらくイタリアにいることになれば、ミコは来年の9月から幼稚園に入ることになる。ちょっと前に生まれたと思ったら、もう幼稚園。日々の成長を嬉しく思いつつ、もうすぐ(私が彼女の)すべての成長を追えなくなる環境に彼女が行ってしまうことを思うと寂しい。やはり一緒にいられるうちは、そして彼女が望むうちは、できるだけ一緒にいようと思う。そして、沢山話しかけて、本をよんで、積み木をして、お散歩をして、ブランコを押して、追いかけっこをして、私が一緒にしてあげられることをしよう。